ITといえば技術職=エンジニアと解釈して、勝手に技術力がないと無理と思ってしまう会社、そこを眼中に入れていない会社が多い。
一方で、創業してから一環として、人の持つ人間性を評価して、一から技術者へと教育する思いは変えない会社もある。
創業時より未経験を採用し続ける企業ベンチュリーコンサルティング株式会社。
今回は採用担当者より、業界未経験の方々にインタビューをしてみた。
Q1. なぜベンチュリーを選んだのでしょうか?
ベンチュリーを紹介してくれたのは、高校時代からの友人でした。当時フリーターをしながら、バンド(ドラム担当)をやっていたのですが、将来的なことを考えると、きちんと正社員で仕事を持ちたいと思っていましたし、先行きの不安もありました。「未経験でもチャレンジできる仕事だし、資格を取って勉強もしっかりすれば、給料も上がっていく仕事」という友人の話を聞き、素直に興味を持ちました。社員に様々な働きやすい環境を提供していると熱弁してくれた社長のアツイ言葉に感化され、入社を決めました。
Q2. ベンチュリーの雰囲気を教えてください
非常にアットホームな環境です。 週末は社内で勉強会を行っているのですが、終わったらみんなでご飯を食べに行くことも多く、和気あいあいとしています。
Q3. ベンチュリーで働いてよかったことは何でしょうか?
入社前にアツく語ってくれた社長の言葉通り、資格取得や学習したい分野について惜しみなく支援してくれています。教材費や資格受験費などのサポートがとても充実しています。また、社内イベントも毎月あるので、普段別々の仕事をしている仲間とも情報交換や交流を取りやすい環境は良かったことです。 その他、OracleGoldを取得する前に、仲間4人くらい集まってASM構築合宿を行いました。個々で勉強することが今までは多かったのですが、徹夜で構築作業を一緒にするなど、学生の時みたいで楽しかったです。そのメンバーはその後全員、5ヶ月ほどでGoldを取得しました。やはり仲間の存在って大事ですね。
Q4. 入社してから感じたギャップを教えてください
労務管理がしっかりしていますし、福利厚生も充実しているので、安心して働いています。
Q5. 学生時代はどんな勉強をしていましたか?
4年制の音楽の専門学校に通っていたこともあり、専ら音楽活動の毎日でした。自分はドラムを担当していたので、定期的に行っていたライブ活動に向けて、昼夜問わず、仲間と練習に励んでいました。
Q6. 休日はどのように過ごしていますか?
入社してからは、週末はスキルアップのために時間を使うことが多いです。もともと音楽をやっていたので、バンド活動も並行していましたが、今は休止中です。仕事も資格取得も起動に乗ってきたら、バンドも再開したいと思っています。
Q7. やりがいを感じるときはどんなときでしょうか?
一番は、“できないことができるようになったとき”です。資格取得勉強をしているときは、本や実機検証に時間を費やします。その間は、自分との戦いなのですが、実際にお客様の環境で同じようなシーンに直面したときに、「問題が解決される」ことや「学んだとおりに出来た」ときには、達成感があります。 また、「セルフマネジメント」に非常に会社として力を入れているのですが、お客様から依頼された仕事をただ作業としてこなすだけでなく、与えられていない作業でも、自分で改善できそうなことを“見つけ”“提案”し“実際に作業を施してみる”ことで、お客様から感謝されることはとても嬉しいですし、やりがいもあります。課題が山積みで手が付けられない状態のお客様のところへいったときに、そういうことができると毎日があっという間です。
Q8. 今後の目標は何でしょうか?
ベンチュリーはIT基盤専門会社という印象が強いですが、実はIT基盤だけでもなく、プラスαで何ができるのかを常に意識にしています。今はAWSの業務を行っていますが、その他の分野への領域も広げ、マルチプレーヤーを目指しています。
Q9. どんな人がこの職に向いていると思いますか?
好奇心旺盛な人が向いていると思います。ITの技術は日進月歩で変化していきます。次々と新しいサービスや製品、技術が出てきますので、そういった“流行”や“新しいもの”が好きな人は非常に良いと思います。あと、お客様と会話していて思うことは、画面とだけ会話できてもダメで、お客様が求めていることをコミュニケーションの中から見つけたり、“かゆいところに手が届く”ような、そういう気遣いやサービスマインドも必要です。どの仕事でも必要な要素かもしれませんが、そういう視点を持っていたら、より活躍できると思います。
Q10. これから応募される方へひとことお願いします
未経験の人でも十分に活躍できる仕事ですが、最初はとにかく辛いと思います。本を読んでも専門用語や英語が多かったり、初めて聞く言葉が多いので、頭に入っていくのに時間がかかります。しかしそれを乗り越えると、本で読んだことが、実際の仕事に活かせる様になったり、お客様が知らないことを自分が答えられるようになったり、プロジェクトの中で役立てるようになると学習が活きて来て楽しくなってきます。最初はみんなそうなので、落ち込まず、めげずに頑張って欲しいと思います。
編集後記
未経験の中途採用と聞くと、私はもっと別のキャラクターを勝手にイメージしていたが、会った瞬間にそんなイメージはどこかへ消えた。なんとも明るく元気な青年ではないか。未経験でもそれなりに情報を持っており、それを具体的に行動ベースに変える力を持っている。これこそ衞藤社長が言っていた人間力なのだろう。
率先垂範、有言実行、これこそデジタル社会において、失くしてはならない一つの人間味なのかもしれない。